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2006年7月31日 (月)

近所の公園へ

■ちひろのホフマンバイク、りこのアーレスバイクを購入した東大阪のBMX専門店「かいた屋」さんで聞いた情報により近所の公園にもBMX練習コースがあると知りました。

梅雨の真っ只中でホントに毎週末は雨雨雨・・・これまで何度も遊具ばっかり目当てにいってた近所の公園!高速で一時間の「大泉」に雨の中はなかなか行けないけれど、30分以内の近場にこんな素敵な場所があったなんて♪

多少雨やどりしながら休めるポイントもあって、私達家族は折り畳みチェアーを4つ持ってお弁当にクーラーボックス・おやつ持参で雨の日でも通っています。

初めて行った日、一番デッカイコブ×3でスーパージャンプしてるかっこいいお兄さん達三人に出会いました。

私らのレベルではこのデッカイコブでジャンプどころか登って降りるだけでもかなり勇気がいる!ていうか無理!1個目超えても絶対2個目が登りきれずに転げ落ちて自転車が降ってきそう・・ひぇぇー(冷汗)。

そんなデッカイコブをバンバン飛んでる気持ち良さそうなお兄さん達に一番最初に近づいて行ったのは言わずとしれたちひろくん。『アッ、ジャンプするのーっ。モーイッカイっ』休憩ポイントで休んでるお兄さんところまですごい坂道・・途中自転車降りて押して登って近づいて・・。 『??』 『ジャンプーっアブナイするのぉーっ!』ニコニコ顔で近づいて座ってるお兄さんのシャツ引っ張ってる。『んー?よし。ジャンプやったろー!』そしてスーパージャンプ!ちひろ大喜び!そしたら次のお兄さんのシャツ引っ張って 『ジャンプーっ』 と催促してる(笑)。

さすがにパパが登って行ってご挨拶。・・なんだかとっても和やかムードの談笑の後『ちひろ行けっ!』の声。なんとちひろが坂道(スタートヒル)を下ってデッカイコブへ・・『うわっちひろっ無理やっ』と私の声。・・・でも分かっているんですねー、自分にはまだ無理だって。自閉症でもそんなことは分かってる。ちゃんとコブの手前でターンして恥ずかしそうに戻っていきました。

『一年くらい練習したら、あのコブも飛べるようになるって!よぉーし!俺も絶対飛べるようになったるでぇーっ!』パパの決意の声を横でニコニコ聞いてたちひろ。きっとちぃくんだってねぇ♪

Bmx ■ストリート練習用のコンクリートコース。こちらはパークライド志望のパパの練習にもってこいの場所。広くて急なRもジャンプ台もあって数人のスケボーのお兄ちゃん達がこれまたカッコよいライディング&ジャンプを決めてます。でも一般人にはなんとなく入りにくいエリア&オーラです。・・そんなこと考える思考回路を持たないちひろくん、やはりここでもすんなりコースデビューを果たしました。4歳の妹りこもえげつないスピードでRを下りジャンプ台へ特攻していきます・・勇気あるぅー・・

おんなじDNAの恥知らず母も『お兄ちゃん何年生?』と一番若そうな男の子に声をかけてみました。『6年生』『かっこええな。スケボー何年やってんの?』『3年!・・BMX?』『うん。これから頑張るわ』『うん頑張ってや!』

ストリートの仲間意識?みたいなのがあって、同じBMXはもちろんスケボーのお兄ちゃんともなんとなく繋がってる同胞意識みたいなので通じてしまいます。

 「繋がってる」ってことは、普段地域や学校の中でも色々感じて生きてるつもりですが、こんな場所でも大好きなことを通じてまた全然違う世界の人々と「繋がっていく」んですね

Bmx_1  BMXは楽しい!けどそんな新しい繋がりの拡がりはまた格別に楽しい!

好きなことやる気持ちは自閉症の子だっておんなじ自然なこと。ナチュラルな関係でそれを感じてくれる人がまた一人増えてくれたかなーと自己満足で母は今日も嬉しい♪♪

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2006年7月30日 (日)

大泉にて

「おおいずこーえん(大泉緑地)行くのぉーっ!」

「ちぃくん、じてんしゃのりますっ!!」

Photo_12  彼用の月間スケジュールカレンダーの日曜日の欄にに『おおいずみこうえん』のカードを入れて催促しに来るちひろくん。

ごめんよー・・今週末はパパは法事で行けないんだよ。(パパも超悔しがってるねん)

(母が代わりに近所の市営プールに連れてってやるから・・そうだっ!淀川河川敷公園でもいいよ。自転車乗れて水遊びもできるで。どっちにしますかねー?)

■大泉のBMXコースにはすごいチビッコがうじゃうじゃいます。

皆ニコニコ楽しそうに・・めっちゃ高く飛んですんごいスピードでコースを回ってきます。

そしてそんなスーパーな子供達の中に入って、なんとか真似たりしながら後ろをついてくちひろくん。だんだん上手くなってきたりして・・

Photo_1「みんなーいっしょにーよーいどんっ!するのっ!」

新顔にそう言われて子供達は・・(優しいんです、これがっ♪)

「そうかー。よっしゃ。ほなやろかーっ」

皆横一列に並んでくれて・・せーのっ!よーいどんっ!

もちろん皆のスピードにはまだまだついていけないけど、すんごい嬉しそうに後をついてくちひろ。

自閉症は決して人嫌いなんかじゃありませんからね。(引きこもりとも違います)

ちひろみたいに「積極奇異型」と診断されてたって、本人は大マジメなんです。

「あいつ、なんか変ってるなぁ・・」

って思いながらも一生懸命BMX漕いでるちひろに『めっちゃがんばってるなー』『自転車好きなんやなー』という素朴な感想を抱いてくれる子供達。

うん。実はねー、ちぃくんは自閉症なんです。

だけどねー、自転車大好きで皆と走りたくてここに来てるんですよー・・

それって皆とおんなじ気持ちでしょ

そういえばねー。三角巾も赤白帽子も被れない超感覚過敏のちひろがね、ヘルメット被ってるってすごいことなんです。ホントすごいっ!好きなことのためなら乗り越えてしまうんですね!自分でねっ!(父も母も心の中では大拍手涙涙だよっ)最近は手袋もつけれるようになり、夏が終わったらプロテクター類も頑張ってみよう(だんだん危ないことやりだしてるし・・)と密かに企んでいる母でありました。

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2006年7月29日 (土)

そもそも・・

Photo そもそもどうして我が家が家族四人(パパママ長男ちひろ7才長女りこ4才)そろってBMXにこんなにのめりこんでいるのかと言いますと・・やっぱり息子の話からしないといけません。

息子ちひろは知的障害を伴う重度の自閉症です。

自閉症?の詳しいお話はまたいつかするとして、とにかく彼は生まれつき社会性・コミュニケーションに障害があって激しいこだわりを持っております。パッと見では障害を抱えてるようには見えない(これがまたやっかい)けれど、一般人から見ると何でもないことにやたらこだわったり、言葉もやっと単語を2つか3つ並べてなんとか喋るという感じです。

5才になった次の日に公園にあった知らない子の24インチのコマ無し自転車に突然またがって以来、自転車が大好きになりました。

それで学校から帰ると毎日毎日自転車に乗ってるわけですが、社会のルールとか信号とか訳分からないくせに、ものすごいスピードで歩道を走ったり、坂道を下ったりするわけです。いつも一緒にいてる母は「そんなにスピード出したらアカンアカン!」「よそ見しないで!」「ぎゃーっアブナイッ!」ばっかり連発しては「スミマセンスミマセン」と周囲の人々に謝りまくり・・。(それでも誰もケガも破壊もないのが不思議)

「せっかく大好きな自転車に乗ってるのに、怒られてばっかはかわいそうやんなー・・。なんとか怒られずに乗れる方法はないものか?」・・と思い続けてた頃、毎日かかさず見てる「天才てれびくん」で子供がBMXやってる映像を見ました。

「これやっ!!」

早速ネットで調べてパパに話して「・・というわけやから、パパも一緒にやって!」

「おおっ?ええで♪」

そして初めて大泉緑地のダートコースを走りに行ったときのちひろの嬉しそうな顔ったら・・♪

Photo (へたっぴでも優しく迎えてくださった関西BMX連盟の方々ありがとうございます。自転車好きに障害もへったくれもありません。皆同胞という繋がりを感じました。じーん。)

それでもあんなに急なコース、転げ落ちても滑っても果敢に走るちひろの姿には感動しましたっ!いや~親バカ~っ!(障害児がいてもやたら明るく元気な我が家であります)

何よりここならちひろがどんなに危ない乗り方しても誰も怒らないです

だって大人も子供も皆そろってめっちゃ危ないことやってるんですからね。

あー、私もあんなにカッコよくジャンプしてみたいっ!

Photo_1 いつのまにか妹りこまで「やりたいーっ

パパも「俺はやるぞーっ!絶対飛んでみせるっ!」

というわけで狭い我が家にはパパとちひろとりこのBMXが3台!

すっかりはまった単純明快なパパは本やらビデオやら見まくって研究、

「やっぱりパパが上手くならななっ!カッコ悪いやろっ」

ととっても熱心に練習に励んでいます。

この2ヵ月あまり、週一回しかないパパのお休みは全部BMX!

雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、夏ノ暑サニモ負ケズ・・

楽しい楽しいBMX家族ライフは続く・・

このブログはそんな記録を残していきたい母の自己満足でスタートいたします。

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